アルフォンス・ミュシャ


アルフォンス・ミュシャは、1860年、チェコの南モラヴィア地方に生まれ、アールヌーボーの頂点を極めた画家であり装飾芸術家です。

絵を描くことに興味を抱いていたミュシャは、19歳の時、美術で身を立てようと故郷を離れます。ウィーンの舞台装置の工房に勤めた後、ミュシャはミュンヘン、次いでパリへと向かいます。

パリに出たミュシャは1894年のクリスマスに伝説の女優サラ・ベルナールのポスター『ジスモンダ』により一躍有名に。その後、ミュシャは演劇、美術展、商品広告のポスターや、装飾パネル、リトグラフ等の作品を発表、ミュシャの独自の作風はグラフィックアートの分野を超えて宝飾品、家具、彫刻においても芸術性を高く評価され、ミュシャの世界はフランスをはじめとするヨーロッパ、ミュシャが一時期過ごしたアメリカ、そして日本でも多くの人々に愛され続けてきました。

1910年に50歳になったミュシャは祖国に戻ります。そして20点に及ぶ大連作『スラブ叙事詩』シリーズに精魂を傾け、1939年プラハで79歳の生涯を閉じました。


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